本学卒業生がカトリック新潟教区司教に着座

文学部 神学科 (1996年度卒業)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カトリック新潟教区司教
成井 大介神父(2020年9月取材)

本学卒業生の成井大介神父が、教皇フランシスコにより新潟司教に任命され、
2020年9月22日に叙階・着座式が行われました 。

 　カトリック教会は、地域ごとにそれぞれの「 教区」に分かれており、日本には「東京大司教区」「名古屋教区」など16の教区があります。新潟教区の司教については、2017年に本学卒業生である菊地功大司教が新潟教区より東京大司教区に着座されて以来2年半にわたり空位となっていましたが、このたび、再び本学の卒業生が司教に任命されることとなりました 。  

　叙階・着座式は新型コロナウイルス感染対策のため参加者を限定し、オンラインでのライブ配信も行われました 。

　成井司教は、南山高等学校国際部(現在の南山国際高等学校)を卒業後、南山大学文学部神学科を卒業されました。その後2001年に南山教会で司祭叙階され、神言修道会ローマ総本部 にて正義と平和(JPIC)コーディネーターなどを務められました。

キサラ学長(左)と成井神父(右)　

　叙階・着座式にはキサラ学長も参列しました。成井司教が神学生であった1999年に、キサラ学長は神言修道会神学生養成担当として出会いました。以来、神言修道会ローマ総本部にて共に働き、長く親交のあった二人は、新潟で再会しました。