南山生

[活躍する南山生]東京オリンピック2020 強化指定選手に選出。

国際教養学部 国際教養学科 1年
松代 龍治さん  (2019年8月取材)

本学国際教養学部国際教養学科1年松代龍治さんがカヌー競技で、2020年東京オリンピック・パラリンピックあいち選手強化事業における強化指定選手に選出されました。

 

 お父様がカヌーのトップ選手として活躍されており、北京、ロンドン両五輪では日本代表コーチも務められていたことで、松代さんにとってカヌーは幼少期から身近な存在でした。松代さんがカヌーを始めたのは中学1年生。最初は水上でバランスをとることも難しく何度も転覆しましたが、水の上で、水を切り進んでいくことの魅力に気づきました。2年後の中学3年生で出場した全国中学生カヌー大会では、カヤックシングル500mで見事優勝。その後高校2年生で出場したインターハイでもカヤックシングル500mで見事優勝を果たしました。持久力とパワーが必要で、毎日トレーニングをしなければ身につかないため、現在は週7日・約20時間練習をしています。平日は、陸上でカヌーと同じ動作ができるエルゴというマシンで練習をし、週末にはみよし市にある三好池に行き船に乗っています。

 

 将来は外国でカヌーを続けたいとの思いから、英語や現地の言葉でコミュニケーションをとることが必要になると考えた松代さん。「英語で学ぶ」ことを基本として、学科科目の多くを英語で学ぶ国際教養学部を選んだとのことです。日々、帰宅後は練習に励みながら授業の宿題にも取り組み、翌朝は早朝から授業が始まるまで練習という生活を送っており、学業とカヌーの両立を必死にこなしていると言います。「今回、オリンピック強化指定選手に内定したことは大変嬉しく思っています。まずは次の全日本選手権にむけ、1日1日を大切に過ごしていきたいです。」と話してくれました。

 
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